リゾナーレ八ヶ岳が発表した春限定ディナーコースは、季節食材の編集とペアリング提案で宿泊体験の価値を高めるヒントになります。宿泊業の経営者・人事・企画・現場マネージャー向けに、レストラン運営の実務に落とし込める観点で読み解きます。
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本記事のポイント
- リゾナーレ八ヶ岳の事例から、季節限定ディナーを「体験商品」として設計する視点がつかめます
- ワインだけでなくノンアルコールペアリングも含めた提案で、客層の幅を広げる運用の考え方が分かります
- リゾナーレ八ヶ岳のような厨房・サービス連携が、従業員エンゲージメントにも波及しやすい理由を整理します
発表内容の整理
リゾナーレ八ヶ岳では、2026年3月21日から6月25日まで、メインダイニング「OTTO SETTE」で春限定のディナーコースを提供すると発表しています。旬の苺と彩り豊かな野菜を組み合わせたイタリア料理を、前菜からデザートまでコースとして楽しめる内容だと説明しています。
同コースは、料理ごとにソムリエがワインを提案するペアリングコースも用意し、約500種類・約2,000本のワインの中から組み合わせを提案するとしています。ノンアルコールのペアリングも選択肢として示しています。
料金は大人18,000円で、子ども向けの料金設定もあると案内しています。提供時間は17:30〜20:15(最終入店)で、対象は宿泊者、予約は要予約、仕入れ状況により内容が変更になる場合があるとしています。
出典:PR TIMES『【リゾナーレ八ヶ岳】旬の苺と彩り豊かな野菜の意外な組み合わせを楽しむ、春限定ディナーコースを提供』https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001918.000033064.html
宿泊業にとってのポイント リゾナーレ八ヶ岳から学ぶ
リゾナーレ八ヶ岳の「食」を宿泊価値に転換する考え方
リゾナーレ八ヶ岳の発表は、レストランを館内付帯の飲食ではなく「宿泊の動機」になり得る体験として磨く発想が読み取れます。特に、苺と野菜という意外性のある組み合わせは、メニュー説明そのものがストーリーになり、滞在の記憶に残りやすい設計と言えそうです。
リゾナーレ八ヶ岳のペアリングが客単価と満足度の両方を狙う
料理単体ではなくペアリングを前提にコース全体を設計することで、追加提案が自然な導線になります。リゾナーレ八ヶ岳のように、ワインとノンアルコールの両建てを用意する構成は、飲めないゲストや家族層にも配慮しながら、体験単価を上げやすい設計と見ることもできそうです。
リゾナーレ八ヶ岳の春限定ディナーの背景と理由を読み解く
リゾナーレ八ヶ岳が「地域性」を料理体験に織り込む理由
地域の野菜や土地のワインという要素を前面に出すと、滞在価値が「その土地でしか味わえない」に寄っていきます。価格競争に巻き込まれやすい宿泊市場でも、地域性を強くした食体験は、比較軸をずらす一手になりやすい点が実務上のメリットです。
リゾナーレ八ヶ岳の取り組みが従業員エンゲージメントに効きやすい背景
料理長とソムリエの連携、食材の背景説明、ペアリングの提案は、現場の専門性が表に出る運営です。現場が誇りを持てる言語化が増えると、サービス品質だけでなく従業員エンゲージメントにも良い影響が出る可能性があります。
リゾナーレ八ヶ岳の春限定ディナーの具体的な取り組み

リゾナーレ八ヶ岳の春限定ディナーを「構成」で分解する
リゾナーレ八ヶ岳の春限定ディナーは、苺をスープ、パスタ、デザートなど複数の調理法で登場させ、野菜の風味や食感と組み合わせる構成だと説明されています。単に苺フェアにするのではなく、温度帯や食感、香りの変化でコースに起伏を作っている点が特徴といえます。
リゾナーレ八ヶ岳のペアリングを現場オペレーション視点で捉える
ペアリングの価値は、提案の質だけでなく、提供タイミングと説明の一貫性で決まります。リゾナーレ八ヶ岳のように「一皿一皿に合わせて提案する」設計は、提供順・注ぎ分け・説明文言の統一が重要になり、厨房とサービスの段取りが品質を左右しやすい運用です。
現場で起きやすい落とし穴と対策の方向性
季節限定ディナーは仕入れ変動の影響を受けやすく、代替食材時に体験の筋がぶれやすい点が落とし穴です。苺と野菜の組み合わせのように意外性を売りにする場合、代替時の説明が弱いと期待値との差が出やすいので、代替パターンでもストーリーが成立する準備をしておくと安心です。
リゾナーレ八ヶ岳を参考にした自社への活用ヒント
リゾナーレ八ヶ岳型の「意外性」を自社らしく作る
苺と野菜のような意外性は、必ずしも高級食材でなくても作れます。例えば、地元の柑橘と香味野菜、根菜とカカオ、発酵食品と果実など、地域の手に入りやすい食材で「驚き」を作る選択肢もあります。重要なのは、なぜその組み合わせが成立するのかをスタッフが説明できる状態です。
季節限定ディナーを回すための小さな設計チェック
宿泊者限定、時間帯、予約導線、価格帯の置き方は、現場負荷と売上のバランスに直結します。リゾナーレ八ヶ岳のように、コースとペアリング(アルコール・ノンアルコール)を並列に用意する場合、次の観点で整えておくと運用が安定しやすくなります。
- 予約時にアレルギー・苦手食材・飲酒可否を取得する項目設計
- ペアリング説明の共通台本と、短縮版の用意(繁忙日の品質ブレ対策)
- 仕入れ変更時の代替メニューと説明文のセット化
リゾナーレ八ヶ岳のように現場の学びを仕組みにする
メニューの背景やペアリング意図を共有する時間は、現場教育コストにも見えますが、長期的にはクレーム予防や接客満足の安定に寄与しやすい領域です。レストラン部門だけで完結させず、フロントや予約担当が一言で魅力を説明できる状態まで落とし込むと、館内一体の体験設計に近づきます。
まとめ
- リゾナーレ八ヶ岳の春限定ディナーは、季節食材を体験商品に仕立てる発想として参考になります
- ペアリング提案は客単価だけでなく満足度を押し上げやすく、ノンアルコール併設という選択肢もあります
- 仕入れ変動や説明品質のブレに備え、代替パターンと説明文を先に作っておくと安心です
- 現場の学びを共有しやすい形に整えると、従業員エンゲージメントの底上げにもつながりやすいです
企業情報
- 会社名:星野リゾート
- 施設名:リゾナーレ八ヶ岳
- 所在地:山梨県北杜市小淵沢町129-1
- 客室数:172室
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:12:00
- 料金:1泊25,000円〜(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込)
- アクセス:JR小淵沢駅から車で約5分(無料送迎バスあり)
- 公式サイト:リゾナーレ八ヶ岳
- レストラン情報:OTTO SETTE
お問い合わせ先 公開情報
- 電話:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
- 公開情報(レストラン案内):OTTO SETTE


