とおい山株式会社は、群馬県北軽井沢に一棟貸し貸別荘「私のhutte(ヒュッテ)」を2026年6月26日に開業します。1960年代の小屋をリノベーションし、約10名のアーティスト作品とともに、余白ある時間を過ごすための滞在施設として構想されています。
本記事では、私のhutteを、アート滞在、一棟貸し別荘、北軽井沢の自然、余白を価値にする宿泊体験の観点から整理します。
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本記事のポイント
- 私のhutteは、北軽井沢の1300平方メートルの敷地に建つ一棟貸し貸別荘です。
- 約10名のアーティスト作品を展示し、作品と同じ空間で過ごす滞在体験を提案します。
- 総客室は3室、定員は7名で、2026年6月16日から予約受付を開始しています。
発表内容の整理

発表によると、「私のhutte」は群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢に開業する一棟貸し貸別荘です。浅間山麓の自然に囲まれた1300平方メートルの敷地に建つ1960年代の小屋をリノベーションし、2026年6月26日に開業します。
施設内には、家主が蒐集した約10名のアーティストによる作品を展示します。ただしギャラリーとして作品を鑑賞するだけでなく、朝の光、夕暮れ、季節の移ろいの中で作品の表情が変化する様子を、同じ空間で過ごしながら楽しむ場所として設計されています。
建屋は北側に広がる林の風景を重視して改装されました。浴室やサウナから林を眺めるため、室内はあえて光を抑え、軒を深く伸ばして囲炉裏、デッキ、サウナ後の休憩スペースなど、内と外の間に多様な居場所を設けています。
出典:PR TIMES アートを味わう一棟貸し別荘「私のhutte(ヒュッテ)」が北軽井沢にオープン。
アートと過ごす貸別荘の価値
私のhutteの特徴は、アートを鑑賞対象として切り離すのではなく、滞在時間の中に溶け込ませている点です。コーヒーを淹れる時間、本を読む時間、囲炉裏を囲む時間に作品が共存することで、宿泊者は自分のペースで空間を味わえます。
観光庁の宿泊旅行統計調査では、2026年4月の延べ宿泊者数は5,063万人泊でした。宿泊施設が選ばれる理由は、立地や設備だけでなく、そこでどんな時間を過ごせるかに移っています。アートや建築を日常動作と結びつける設計は、滞在価値を高める有効な方法です。

余白を商品化する宿泊体験
発表では、特別なアクティビティではなく「景色を眺める時間」を持ち帰ってもらうことが強調されています。これは、体験メニューを増やすのとは別の方向で、何もしない時間や自分の感覚に戻る時間を商品価値にする考え方です。
日本政府観光局の訪日外客数(2026年4月推計値)では、4月の訪日外客数は3,692,200人でした。北軽井沢の自然、1960年代の小屋、アート、サウナ、囲炉裏を組み合わせた一棟貸しは、国内客にも海外客にも、地域の日常と個人の時間を味わう滞在として伝えやすい構成です。
自社施設で参考にしたい視点
自社施設で参考にしたいのは、施設の説明を設備一覧ではなく、過ごし方の言葉で組み立てている点です。景色を眺める、本を読む、火を囲む、サウナ後に休むといった具体的な時間を提示すると、宿泊者は滞在後の自分を想像しやすくなります。
また、アートや家具を入れる場合は、作品数やブランド名だけでなく、光、季節、窓外の景色とどう関係するかを考えることが重要です。空間全体の体験に落とし込めば、宿泊単価だけでなく記憶に残る価値にもつながります。
まとめ
- 私のhutteは、北軽井沢に開業するアートを味わう一棟貸し貸別荘です。
- 約10名のアーティスト作品と、林を眺める建築・サウナ・囲炉裏が一体になっています。
- 余白ある時間や景色を眺める時間を、宿泊価値として打ち出している点が特徴です。
- 小規模宿では、設備よりも過ごし方の編集が差別化につながります。
企業情報
- 施設名:私のhutte(わたしのヒュッテ)
- 所在地:群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢2032番地1512
- 開業日:2026年6月26日
- 総客室:3室
- 定員:7名
- 運営:とおい山株式会社
- 公式WEBサイト
参考資料
- 観光庁『宿泊旅行統計調査(2026年3月・4月公表時点)』: 宿泊旅行統計調査
- 日本政府観光局『訪日外客数(2026年4月推計値)』: 訪日外客数(2026年4月推計値)


