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那須高原りんどう湖ファミリー牧場に見るサウナ滞在価値と地域集客戦略

那須高原りんどう湖ファミリー牧場 ① MILK TANKのおふろ
CoCoRo編集部

那須高原りんどう湖ファミリー牧場は、体験型客室「こどもスイートルーム」の第2弾として、「こどもスイートルーム プレミアム」を2026年8月7日に開設しました。牧場と遊園地に滞在を重ねる同施設らしく、客室そのものを遊びと学びの舞台に見立てた、3世代旅行にも対応するコテージです。

)『令和8年版観光白書(概要版)』では、・観光動向を考える際に、地域資源を単体で見せるだけでなく、受入環境や周辺事業者との連携まで含めて磨き上げる視点が示されています。今回の発表も、施設の魅力を地域での過ごし方や移動導線と結びつけて伝える点で、宿泊事業者が滞在価値を組み立てる参考になります。

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本記事のポイント

  • 牛乳を題材にした客室演出と露天風呂兼プールにより、滞在時間そのものを家族の体験価値へつなげています。
  • 最大8名に対応し、祖父母を含む旅行でも過ごし方を分けやすい設計です。
  • 観光庁の最新白書が示す地方誘客の流れを踏まえると、地域資源を客室体験へ落とし込む取り組みとして注目されます。

発表内容の整理

那須高原りんどう湖ファミリー牧場 遊具付きリビングとダイニング

今回開設された「こどもスイートルーム プレミアム」は、2025年7月に誕生したシリーズの拡張にあたります。客室全体をミルク工場に見立て、従来客室の約1.5倍の空間に、露天風呂兼プール、テトラクッション、中2階の遊び場を組み合わせています。

宿泊プランは素泊まりのほか、バーベキューと朝食、バターづくり体験を組み合わせた内容、牧場のアトラクション乗り放題チケット付きの内容を用意します。小学生以下の宿泊料無料施策もあり、家族旅行の計画段階で選びやすい商品構成です。

出典:PR TIMES 【りんどう湖ファミリー牧場】大人気「こどもスイートルーム」第2弾!露天風呂&プール付き体験型客室が2026年8月誕生

客室を目的地にする体験設計

「MILK TANK」の露天風呂兼プールは、入浴設備を単なる付帯機能にとどめず、子どもが参加できる遊びへ広げています。三角牛乳を想起させるクッションや、カフェオレとチーズをテーマにした中2階も、牧場で扱う乳製品の世界観と滞在体験を自然につなぐ仕掛けです。

宿泊施設にとっては、客室内の体験が悪天候時の満足度を支える点も重要です。屋外施設の魅力を室内の物語へ連続させることで、到着後から就寝前までの時間に滞在の理由をつくる、丁寧な設計がうかがえます。

3世代旅行で求められる過ごし方の幅

最大8名の2階建てコテージは、子どもの遊び場と大人がくつろぐ時間を同じ宿泊空間で両立しやすい構成です。露天風呂兼プール、洗濯機、セパレート型のバス・トイレなどを備え、連泊や子連れ旅行で生じやすい負担にも配慮されています。

アトラクションや食事体験を選べるプラン設計は、同行者ごとに異なる旅の目的を受け止める余地をつくります。客室販売では定員だけでなく、「誰と、どの時間をどう過ごせるか」を具体的に伝えることが、予約時の期待形成に役立ちます。

牧場資源を宿泊価値へつなぐ視点

那須高原りんどう湖ファミリー牧場は、牧場型テーマパークとして動物とのふれあいや乳製品事業を展開しています。新客室は牛乳を単なる装飾モチーフにせず、入浴、遊び、読書といった複数の接点に展開しており、地域・施設固有の資源を宿泊の記憶へ変換する試みとして魅力的です。

観光庁の「令和8年版観光白書(概要版)」では、2025年の訪日外国人旅行者数が4,268万人となり過去最高を更新したことに加え、令和8年度に地域の特性を活かしたコンテンツ造成等へ612億円を充てる方針が示されています。家族旅行を主な対象とする施設においても、地域らしさを客室、食、体験に一貫して織り込むことは、来訪理由を分かりやすく伝えるうえで実務的な示唆になります。

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複合施設との回遊を宿泊商品に組み込む

宿泊特典として那須高原りんどう湖ファミリー牧場と那須ハイランドパークの入園無料、近隣温泉施設の大浴場利用優待を用意する点は、客室だけでは完結しない滞在提案です。・遊園地・温泉をつなぐことで、旅行日程の組み立てがしやすくなり、地域内での滞在時間を広げることにもつながります。

観光庁が2030年の訪日客数6,000万人を政府目標として掲げるなか、地方部では多様な来訪者に向けて、移動後の過ごし方を具体化する情報設計がより大切になります。家族客向けの商品であっても、予約前に施設間の関係や利用条件を明確にすることは、安心して選べる旅程づくりを支えます。

まとめ

「こどもスイートルーム プレミアム」は、牧場の乳製品という施設固有の題材を、客室内の遊び、入浴、くつろぎへ展開した新客室です。3世代旅行に対応する定員と複合施設の特典を組み合わせることで、家族ごとに異なる滞在の過ごし方を描きやすくしています。地域資源を宿泊商品としてどう伝え、滞在中の体験へつなぐかを考えるホテル・旅館事業者にとっても、参考になる事例です。

企業情報

施設情報

運営会社

  • 会社名:日本テーマパーク開発株式会社
  • 会社所在地:栃木県那須町
  • 代表取締役:林 沙紀
  • 設立:年月:2016年5月
  • 資本金:5,000万円
  • 事業内容:
  • 会社公式サイト:会社公式サイト

参考資料

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