神奈川県湯河原の海辺で、既存ホテルを全館リニューアルした「HOTEL SWAY yugawara」が2026年7月18日にリブランド開業します。全32室をオーシャンビューとし、食、プール、愛犬同伴滞在を組み合わせながら、予定を詰め込みすぎない海辺の休日を提案する構成です。
観光庁(国土交通省)『令和8年版観光白書(概要版)』では、観光白書・観光動向を考える際に、地域資源を単体で見せるだけでなく、受入環境や周辺事業者との連携まで含めて磨き上げる視点が示されています。今回の発表も、施設の魅力を地域での過ごし方や移動導線と結びつけて伝える点で、宿泊事業者が滞在価値を組み立てる参考になります。
本記事のポイント
- 全室オーシャンビューという客室の共通価値を基盤に、上層階と海辺に近いフロアで滞在の選択肢を設けています。
- 創作フレンチ、パティシエのデザート、プールサイドカフェを館内でつなぎ、移動負担を抑えた夏の滞在体験を整えています。
- 愛犬同伴客室を8室用意し、客室での食事提供も含めて、同行者それぞれが過ごしやすい受入環境を目指しています。
発表内容の整理

株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツは、「ラ クラッセ ドゥ シェネガ」を全館リニューアルし、「HOTEL SWAY yugawara」として開業します。都心から約90分の立地で相模湾を望み、海と空を客室から眺める時間を滞在の中心に据えています。
客室は全32室です。3・4階のHorizon Floorにはジュニアスイート、メゾネットスイートなどを設け、2階のShore Floorにはスーペリアルーム、ダブルルームと愛犬同伴可能な客室を用意します。レストラン「Le Phare」では湯河原・真鶴エリアの食材や季節の味覚を取り入れた創作フレンチを、プールサイドの「The Cove」ではスイーツやドリンクを提供する計画です。
出典:PR TIMES 2026年7月18日開業、全室オーシャンビューの海辺ホテル 「HOTEL SWAY yugawara」リブランド開業記念プラン予約開始
眺望を全室共通の価値にする客室構成
全室オーシャンビューという明快な共通項があることで、客室タイプの違いを単なる広さや設備の差ではなく、眺望との距離感や過ごし方の違いとして伝えやすくなります。上層階で水平線を楽しむ滞在と、海辺に近い感覚で肩の力を抜く滞在を併記する設計には、同じ施設内で旅行目的や同行者に応じた選択肢を示す丁寧さがうかがえます。
館内で夏の一日を完結させる体験設計
夏の海辺では、移動や暑さへの配慮が満足度を左右します。食事、デザート、プールサイドでの休息を館内に連続して配置することで、観光行程を増やさなくても一日の印象をつくりやすくなります。湯河原・真鶴の食材を食体験に取り込む方針も、地域との接点を食卓から感じてもらう機会になりそうです。
愛犬同伴客室を受入品質につなげる
愛犬同伴可能な8室では、宿泊者の食事を客室へ届ける運用が案内されています。愛犬を残すことへの不安を減らし、食事時間も含めて滞在の一体感を保とうとする工夫です。対象犬種や同伴可能エリア、備品などの利用条件を事前に明確に伝えることは、宿泊者の安心と現場の円滑な受入を両立するうえで重要になります。
地域の滞在価値を持続的に育てる視点
観光庁の令和8年版観光白書(概要版)は、第5次観光立国推進基本計画の柱として、観光地・観光産業の強靱化と、住民生活の質との両立を掲げています。ホテルを単なる宿泊の場にとどめず、地域食材、海辺の景観、無理のない過ごし方を一つの滞在体験として編むことは、地域資源を消費するだけでなく、その魅力をゆっくり味わう旅行の選択肢につながります。
また、観光庁は地域の観光資源を保全・活用したコンテンツ造成と、地域における好循環の仕組みづくりを支援しています。施設内の体験を整えつつ、湯河原・真鶴の散策や食の魅力へ自然に視線を広げる情報設計は、周辺事業者とも接点をつくる実務上のヒントになります。
まとめ
HOTEL SWAY yugawaraは、全室から海を望む環境を起点に、客室、食、プール、愛犬同伴滞在をつなげた海辺のリゾートを目指します。旅程を詰め込まず、館内と周辺でゆっくり過ごす価値を具体的なサービスに落とし込んでいる点は、夏の近距離旅行に新たな選択肢をもたらしそうです。
企業情報
- 施設概要
- HOTEL SWAY yugawaraは、都心から約90分、神奈川県湯河原・真鶴エリア、相模湾を望む高台に位置する、全室オーシャンビューの海辺ホテルです。
- 海、太陽、風、月、波音。バルコニーから五感へ届く、自然が奏でる「揺らめき」。
- 地域の文化や特産品に新たな視点を加え、感性をやさしく揺り動かすおもてなしの心地よい「揺らぎ」に包まれ、心身をほどく。ゆとりに満ちた湯河原・真鶴エリアで、無理せず、背伸びせず、上質に囲まれる。
- 家族、そして自分自身と、この瞬間を愛おしむ、ローカルコンフォートな滞在を提供致します。
- 旧施設名:ラ クラッセ ドゥ シェネガ
- 所在地:259-0312 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜69
- 開業日:2026年7月18日(土)
- 客室数:32室
- 愛犬同伴可能客室:8室
- フロア名・客室:3・4階 Horizon Floor/ホライズン フロア:ジュニアスイート、メゾネットスイート、スーペリアルーム、ダブルルーム
- 2階 Shore Floor/ショア フロア:スーペリアルーム、ダブルルーム、ドッグフレンドリースーペリアルーム、ドッグフレンドリーダブルルーム
- レストラン:1階「Le Phare」/ル ファール
- カフェ:1階プールサイド「The Cove」/ザ コーヴ
- 特徴:全室オーシャンビュー、相模湾を望む海辺のロケーション、スモールラグジュアリー、創作フレンチ、プール、愛犬同伴可能客室
- コンセプト:自然の揺らぎに包まれ、心ほどける海辺の時間。
- 公式サイト・予約ページ:https://hotelsway.jp/
- Instagram:https://www.instagram.com/sway_yugawara
- プロジェクトメンバー
- ・企画開発:株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツ
- ・運営:株式会社エヴァーブルースカイ
- ・所有:株式会社さくらさくパワーズ
- ・建築インテリアデザイン・監修:Puddle 株式会社
- ・建築設計・監理・施工:株式会社エコラ
- ・家具デザイン・製作:株式会社Wright
- ・サイン設計・施工:株式会社フレンズ
- ・植栽コーディネート・施工:有限会社大綱ガーデン
- ・コンセプトデザイン・キュレーション:SI,
- ・グラフィックデザイン・サイン計画:株式会社Kitchen Sink.
- ・ミュージックキュレーション:ELLA RECORDS
- ・ブックセレクション:BOOK TRUCK
参考資料
- 観光庁(国土交通省)『令和8年版観光白書(概要版)(2026年7月)』: 令和8年版観光白書(概要版)
- 観光庁(国土交通省)『持続可能な観光地域づくりのための体制整備等の推進(令和7年度まで)』: 持続可能な観光地域づくりのための体制整備等の推進
- 観光庁(国土交通省)『世界的潮流を踏まえた魅力的な観光(公表資料)』: 世界的潮流を踏まえた魅力的な観光
