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COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉に見る、展望デッキと温泉サウナの滞在設計

COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉 サウナ、水風呂、温泉、展望デッキから望む、一碧湖と大室山
CoCoRo編集部

ココザス株式会社は2026年8月17日、静岡県伊東市の一碧湖エリアに新拠点「 一碧湖温泉」の販売を発表しました。高台の展望デッキから“伊豆の瞳”と称される一碧湖と大室山を同時に望みながら、2つの温泉とサウナ・水風呂を一箇所に集約した滞在設計が特徴です。同社が展開する小口別荘投資「」の第51弾として位置づけられ、2026年8月12日の説明会では先着8口が当日中に申込満了となり、現在はキャンセル待ちの受付が続いています。本記事では、宿泊事業者の視点から、この発表の要点と運用上の示唆を整理します。

)『令和8年版観光白書(概要版)』では、・観光動向を考える際に、地域資源を単体で見せるだけでなく、受入環境や周辺事業者との連携まで含めて磨き上げる視点が示されています。今回の発表も、施設の魅力を地域での過ごし方や移動導線と結びつけて伝える点で、宿泊事業者が滞在価値を組み立てる参考になります。

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本記事のポイント

  • 一碧湖と大室山を同時に望む展望デッキに、・水風呂を集約した滞在設計。
  • 既存の旅館業運営実績(年間約600万円)を土台に、リノベーションと運営最適化でさらなる収益向上を狙う計画。
  • 宿泊業界全体で進む人材確保・生産性向上の潮流の中で、完全無人・一棟貸しという運営モデルの位置づけ。

発表内容の整理

COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉 展望デッキ

(本社:東京都港区、代表取締役CEO:安藤義人)は、200万円台から別荘を所有できる小口別荘投資サービス「COCO VILLA Owners」の新規拠点として、静岡県伊東市の東伊豆温泉エリアに位置するヴィラ「COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉」の販売を2026年8月12日より開始したと発表しました。

施設は深い緑と竹林に囲まれた一碧湖周辺の高台に位置し、展望デッキから一碧湖と大室山のシルエットを同時に見渡せる立地です。デッキの並びには露天温泉・サウナ・水風呂を配置し、内風呂にも温泉を引き込むことで、用途に応じて選べる2つの湯処を実現しています。あわせて最大13名まで対応するBBQスペースと焚き火設備を備え、グループ利用にも対応する構成です。2026年8月12日に実施した説明会では先着8口の申し込みが当日中に満了となり、現在はキャンセル待ちの受付が行われています。

出典:PR TIMES 一碧湖と大室山を望む展望デッキに、2つの温泉とサウナ。”伊豆の瞳”を独り占めするプライベートヴィラが静岡県・伊東に誕生|別荘投資「COCO VILLA Owners」

展望デッキと2つの湯処が生む滞在価値

一碧湖と大室山を同時に望む立地は、周辺の類似施設との違いを打ち出しやすい要素です。露天温泉・サウナ・水風呂を移動せずに行き来できる配置は、いわゆる“ととのい”体験を妨げないための工夫として映ります。加えて内風呂にも温泉を引き、天候や気分に応じて湯処を選べる柔軟性を持たせている点も、丁寧な設計がうかがえます。BBQと焚き火を備えたグループ対応の空間づくりは、ファミリーや友人同士の一棟貸し需要を安定的に取り込む狙いがあるとみられます。

伊豆エリアの地域資源とDMOによる受入環境

伊豆エリアには、観光庁の登録DMO一覧に掲載される地域連携DMO「(一社)美しい伊豆創造センター」があり、広域での誘客・受入環境整備が進められています(観光庁「登録観光地域づくり法人『登録DMO』の形成・確立計画」2026年4月1日更新)。COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉のように、湖や山の景観を軸に据えた宿泊施設は、こうした広域の観光地域づくりと相互に補完し合う関係になりやすいと考えられます。観光庁の「観光地域づくり事例集 第4章 インフラの整備と活用強化」では、夜間景観の活用や環境・景観整備によって地域全体の滞在価値を高めた事例が紹介されており、単一施設の魅力づくりにとどまらず、周辺エリアの景観資源とどう連携するかという視点は、今後の運営でも参考になりそうです。

宿泊業の人材確保・DXという業界潮流とCOCO VILLAの運営モデル

観光庁の「令和8年版観光白書(概要版)」(令和8年7月/2026年7月10日閣議決定)は、テーマ章として宿泊業の人材確保と生産性の向上を取り上げています。同白書では、静岡県熱海市で生成AIによるSNS・ビッグデータ分析を導入し、マーケティング関連のデータ分析業務を約15分の1に削減した事例や、・黒川温泉観光旅館協同組合が独自の人材育成研修を通じて短期離職率の改善に取り組んだ事例が紹介されています。COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉が採用する完全無人・一棟貸しの運営形態は、こうした業界共通の人材確保課題に対し、現場常駐スタッフへの依存を減らす形で応える一つのアプローチと位置づけられます。既存の旅館業運営で培った知見をどこまでリノベーション後の無人運営に引き継げるかが、今後の実務上の論点になりそうです。

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既存の稼働実績と、温泉・サウナ体験の価値検証

本拠点は既に旅館業として運営されており、年間約600万円の売上実績を有するとのことです。COCO VILLAはこれまでも大室山や奥湯河原の既存拠点で運営最適化により売上を約2倍に伸ばした実績を持つとされ、同様の手法を本物件にも適用する方針とみられます。あわせて、環境省が2026年7月1日付で公表した「温泉-ONSEN-」では、株式会社SOXAIと連携した「新・湯治」効果測定調査プロジェクトを全国で開始したことが紹介されています。温泉やサウナがもたらす心身への効果を客観的なデータで裏付けようとする動きが広がりつつある中、COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉のように温泉・サウナ・水風呂を核とした滞在設計は、こうした効果検証の潮流とも親和性が高い取り組みとして映ります。

まとめ

COCO VILLA 伊豆 一碧湖温泉は、既存の旅館業施設を土台に、展望デッキと2つの湯処を核とした滞在設計へとリノベーションを進めながら、小口別荘投資という新しい所有・運営の形でオーナー募集を開始した段階にあります。2026年8月12日の説明会で先着8口が即日満了となったことは、湖と山を望む立地と温泉・サウナを組み合わせた滞在価値への関心の高さを示していると言えそうです。地域のDMOによる受入環境整備や、宿泊業界全体で進む人材確保・DXの潮流とあわせて捉えることで、他の宿泊事業者にとっても、立地資源の活かし方や運営体制づくりのヒントになる発表ではないでしょうか。

企業情報

施設情報

  • :4台
  • 定員:13名(推奨11名、予定)
  • :伊豆スカイライン「天城高原IC」より約20分

運営会社

  • 会社名:ココザス株式会社
  • 代表取締役:安藤義人)は
  • 事業内容:バケーションレンタル総合プラットフォーム「& VILLA」の展開(企画・立ち上げ支援
  • 会社公式サイト:会社公式サイト

参考資料

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本記事は、公開されている情報(プレスリリース、公式サイト、官公庁等の公的資料を含む)を基に、宿泊業の実務に役立つ観点からCoCoRo編集部が独自に整理・解説したものです。記事内で取り上げる商品・サービス・施設・取り組み等は、発表元のホテル・旅館(および関係事業者)から個別の許諾、監修、承認を受けて作成したものではなく、またPR TIMESを含む配信媒体や発表元との提携・推奨・広告・販売促進を意図または示唆するものでもありません。

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