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福岡・薬院「YADO/Re(ヤドリ)」が予約受付開始、全90室・8タイプを公開

YADO/Re(ヤドリ) 外観イメージ
CoCoRo編集部

株式会社えんメディアネットは、2026年秋に福岡市中央区白金で開業を予定する都市滞在型ホテル「YADO/Re(ヤドリ)」の公式サイトを公開し、7月15日から宿泊予約の受付を開始しました。薬院駅から徒歩4分という都市交通の利便性に加え、1人から6人まで対応する客室構成、テクノロジー、緑、アートを組み合わせ、ホテルと街をつなぐ滞在を提案します。

)『令和8年版観光白書(概要版)』では、・観光動向を考える際に、地域資源を単体で見せるだけでなく、受入環境や周辺事業者との連携まで含めて磨き上げる視点が示されています。今回の発表も、施設の魅力を地域での過ごし方や移動導線と結びつけて伝える点で、宿泊事業者が滞在価値を組み立てる参考になります。

本記事のポイント

  • 全90室に20〜63㎡の8タイプをそろえ、、家族、グループ、中長期滞在まで幅広い需要に対応します。
  • 「SMART & GREEN」をコンセプトに、快適性を支えるテクノロジーと、緑やアートによる心地よさを両立します。
  • 薬院の街との接点を重視するアーバンツーリズムと、・バーを備えた滞在設計が特徴です。

発表内容の整理

YADO/Re(ヤドリ) エントランスイメージ

は、地上10階建ての既存建物を改修して誕生する全90室のホテルです。客室はダブル、ツイン、シアターツイン、デラックスツイン、デラックストリプル、スイート、バンクスイートなど8タイプで、約20〜63㎡、定員1〜6人の選択肢を用意します。

二段ベッドとキッチンを備えたバンクスイート、リビングと寝室を分けたスイート、90インチのプロジェクターを備えユニバーサルルームとしても利用できるシアターツインなど、人数だけでなく滞在目的に応じて選べる構成です。1階にはカフェとバーを設け、館内には植栽を取り入れます。予約開始日は2026年7月15日、開業は同年秋の予定です。

出典:PR TIMES 7月15日(水)より公式サイトにて宿泊予約受付スタート全90室の客室タイプを公開

8タイプの客室が広げる滞在の選択肢

客室規模と定員に幅を持たせた点は、都市型ホテルで需要を一つに絞り込まず、曜日や季節による客層の変化に対応する工夫として映ります。34室のダブルと41室のツインを基礎にしながら、複数人向けの大型客室を組み合わせることで、平日の単身・ビジネス需要と、休日の家族・グループ需要を同じ施設内で受け止めやすくなります。

料金はダブルが1万円から、ツインが1万5,000円から、大型客室は2万円台から3万円台と発表されています。現場では客室単価だけでなく、人数当たりの納得感、清掃時間、リネン量、キッチン利用後の整備などを客室タイプ別に把握することが、収益性と滞在満足度の両立につながります。

長期滞在を支える設備と交流の設計

キッチン付き客室や広いリビング空間は、連泊時の暮らしやすさを高める要素です。観光庁(国土交通省)の「令和6年度 デジタルノマド受入に向けた環境及び体制整備に関わる実証事業 ナレッジ集」では、調査対象のデジタルノマドの72%が1か月以上滞在するとされ、人とのつながりを求める傾向も示されています。

この知見をYADO/Re(ヤドリ)に重ねると、客室内の機能だけでなく、1階のカフェ・バーや薬院の店舗、地域住民との接点をどのように案内するかが、連泊価値を深める鍵になります。館内案内に近隣での日常的な過ごし方を織り込み、宿泊者が無理なく街へ出られる導線を整えることは、同施設が掲げるアーバンツーリズムを具体的な体験へ変える一歩になります。

省人化と心地よさを両立する運営

テクノロジーを活用した快適な滞在環境は、手続きの簡素化だけでなく、スタッフが案内や滞在支援に時間を振り向けるための基盤にもなります。2026年7月10日に閣議決定された観光庁(国土交通省)の「令和8年版観光白書(概要版)」によると、人手不足と回答した宿泊施設は72.2%に上ります。

こうした最新の事業環境を踏まえると、、チェックイン、館内案内をデジタルでつなぎながら、支援が必要な宿泊者には人が適切に対応できる設計が重要です。シアターツインをユニバーサルルームとして利用できるようにする発想も含め、多様な宿泊者を受け入れる機能と省力化を同時に整えようとする丁寧な設計がうかがえます。

薬院の日常へ宿泊者をつなぐ地域連携

薬院駅と渡辺通駅から歩ける立地は、天神や博多への移動拠点になるだけでなく、周辺の飲食店や小売店を巡る都市滞在にも向いています。観光庁は、持続可能な観光地域づくりに向け、コンテンツ造成や地域内で好循環を生む仕組みづくりを50地域で支援しています。

ホテル単体で体験を完結させず、街の店や文化、過ごし方を編集して伝えることは、宿泊消費を地域へ広げる実務にもつながります。福岡の街づくりを背景にホテルを構想し、緑やアート、カフェ・バーを介して薬院との接点をつくる姿勢は、地域の日常を滞在価値として伝える前向きな取り組みです。

まとめ

YADO/Re(ヤドリ)は、全90室・8タイプの客室、キッチン付きの大型客室、デジタルを活用する運営、緑やアートを取り入れた空間によって、多様な都市滞在を受け止める計画です。既存建物の改修を通じて新しい宿泊価値を生み出し、薬院の街へ宿泊者を誘う構想にも魅力があります。開業後は、客室タイプごとの需要動向や、カフェ・バーと地域案内がどのような交流を育てるかが注目されます。

企業情報

  • 施設名:YADO/Re(ヤドリ)
  • 所在地:福岡県福岡市中央区白金1丁目
  • 開業予定:2026年秋
  • 客室数:90室・8タイプ
  • 運営会社:株式会社えんメディアネット
  • 事業主:株式会社えんホールディングス
  • 付帯施設:カフェ、

参考資料

本記事は、公開されている情報(プレスリリース、公式サイト、官公庁等の公的資料を含む)を基に、宿泊業の実務に役立つ観点からCoCoRo編集部が独自に整理・解説したものです。記事内で取り上げる商品・サービス・施設・取り組み等は、発表元のホテル・旅館(および関係事業者)から個別の許諾、監修、承認を受けて作成したものではなく、またPR TIMESを含む配信媒体や発表元との提携・推奨・広告・販売促進を意図または示唆するものでもありません。

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